バンコクの野犬

2005年あたりに、タイのバンコクに一人旅に行きました。バンコクは夜暗くなってからは追いはぎなどの危ないこともあるというので、日が暮れてからの一人歩きは絶対にしないようにしていました。

昼間のバンコクはひとりで歩いていても人間に対して危ないと思うことは(しつこい客引き以外は)なかったのですが、人間じゃなくて野犬が恐かったです。

大通りではあんまり見かけなかったですが、少し細い道に入るとあちこちに野犬がいて、うろうろしたりねそべたっりしていました。半屋外になった食堂の周辺には特に野犬が多かったような気がします。おこぼれがもらえるんでしょうか。

特に人を恐れることも、攻撃的になることもなく大人しそうには見えるのですが、道をふさぐようにどうどうと寝ていて人が近づいても起きようとしないのはふてぶてしい感じがして恐かったです。宿で知り合った日本人の話では、夜に屋台で買った食べ物を持って歩いていたら野犬に追いかけられた人もいるそうです。日本では街中で野犬を見ることなんてほぼないですが、バンコクの風景には野犬が溶け込んでいるようでした。